今週は11月23日(第4木曜日)は感謝祭(ThanksgivingもしくはTurkey Day)でニューヨーク証券取引所はお休みでした。24日も半日取引の予定となっています。アメリカは州によって祝日が違います、州法が優先されるからです。実際、市場関係の皆様お馴染のニューヨーク証券取引所の休場日のキング牧師誕生日に休んだ記憶はなく、恥ずかしながら祝日であること自体知りませんでした。また、私立の学校だけは祝日でも授業があったりする日があります。正月、クリスマス、感謝祭、独立記念日といった主だった祝日はさすがに共通のようです。得にクリスマス、感謝祭は家族で過ごすた人が多く実家に帰ったりするので、州によっては金曜日も祝日扱いになります(わたしがいた州は四連休でした)。
感謝祭のいわれは建国にも関わってくるためためか教科書の読み物などでも紹介されています。私の記憶だが正しければ、英国よりから現在のマサチューセッツ州植民に移住したピルグリムファーザーズ(pilgrim=巡礼者、聖地参拝者 father=父、創始者、長老)と呼ばれる入植先駆者の逸話が元であるそうです。彼等は過酷な環境に耐え多数の死者を出しながら冬を越すわけですが、この時彼等を助けたのがネイティブアメリカン(アメリカンインディアン)でした。確か痩せた土地での作物の栽培法や狩猟などを伝授したのだと思いますが、わたしの拙い読解力ではそこらへんが限界でした。その後、成功した彼等は神の恵みに感謝してネイティブアメリカンと共にご馳走を食べたというのがその起源というのは間違いないようです。神の恵みかどうかはわかりませんが、彼等が相当なラッキーマン達であることは間違ないでしょう。付表には彼等に前後して入植した集団の年表がついており、そのほとんど全てが食糧不足と寒さの為全滅か撤退の憂き目となっているのですから。ちなみに、なぜかカナダでも日にちは違うものの感謝祭は行われています(米国独立戦争時にカナダに亡命した人々が広めたとも)感謝祭ではホワイトハウスで七面鳥の恩赦するという行事もあります。恩赦を受けた七面鳥は食卓に上る恐怖から解放されて、平和に牧場にて余生を送るとのことです。現在では宗教色は薄れ家族で楽しく食事をする日というイベントの日のようで、恒例行事のニューヨークでの巨大な風船のパレードや記念フットボール試合をテレビで見ながら家族で七面鳥を食べるというのが一般的な楽しみ方のようです。実はわたしはこの祝日はあまり好きではありません。直接指導を受けたネイティブアメリカンではなく神様に感謝する祝日であったり、恩赦で七面鳥を助けてあげるといようなところは、米国流独善というかブラックジョークに聞こえませんかね?