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投稿日: m_nagahara 2006/11/08 19:01

昔住んでいたことがある米国中西部での話です。ゴルフ場にてOBのボールを捜していたところ、けたたましいサイレンが鳴ったので驚いてホールに戻ると誰もいない。
津波警報?空襲警報?中西部は海に面していないし、単なる穀倉地帯なのであまり空爆する価値のない場所であるなどと悩んでいる間に、ゴルフ場の警備員がとんできて真っ赤な顔で何か怒鳴っています。普通の会話もおぼつかないわたしが、訛っているうえに早口の英語などわかるはずもなく、何を怒っているのかなと?思っているうちに警備員二人にに拘束され薄暗い地下室へと連行されてしまいました
拉致?されて連れていかれる間に見たのは地平線の向こうに大地から天空にそそり立つどす黒の柱のようなものでした。年間1000個前後の竜巻が発生し、50~100人程度の死者が出るというこの国では竜巻警報が発令されます。わたしが住んでいたのが大辺境だったせいかもしれませんが、とてつもない大音量で警報音が鳴り野外にいる人間にも竜巻の接近を知らせます。もちろん町を直撃するとは限らず途中で消滅したり逸れてしまうことがほとんどですが、竜巻警報と寒冷警報は外出しただけで命にかかわることが少なくないので、結構頻繁に発令はされます。後々ホストマザーには会うたびに笑い話のネタにされはしましたが、その後本当に町を”かすった”時などは家が何軒も消し飛んでしまいました。勇敢な警備員さんありがとう!今でも感謝しています。
ちなみに、どこに避難するのかといえば前述のとおり地下室。地震がほとんどないのでプレハブみたいな家も多いのですが、二階はなくても必ず地下室があります。地下にはたいがいボイラーとトイレと非常用食料ぐらいはあって篭城も可能なしくみです。公の建物などにも地下室は必ずあって地下なしアパートなどに住んでいる人も近場に避難場所が確保されています。
どうも竜巻を観測するには専用のレーダーがいるらしく、巨大竜巻自体まれな日本では竜巻警報というのは存在しませんが、先日北海道佐呂間にて竜巻が発生して多数の死傷者が出るという悲しい事件がありました。温暖化のせいか気象異常が気象日常となっっている昨今、新しい警報が必要なのかもしれません。被災され亡くなられた方の、ご冥福をお祈りいたします。

それにしてもアメリカの選挙はいつも機械の都合とかで開票トラブルがあるような気がしますね。

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