今年の大賞はトヨタのレクサスLS460(セルシオの後継機で、庶民の私には全く無縁の存在)でした。得点順位ではiが二位というのはともかく、SX4が最下位なのは意外な感じです。トヨタは2000年のヴィッツ以来のひさびさの受賞で、トヨタファンとしてはうれしい限りなのですが、「日本カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれる車はヒットしないことが多い」というジンクスがあるようです。選考基準がマニアックすぎることが理由なようで、迷名車が沢山売れるとは限らないようです。感覚としてはアカデミー賞で、ええっ!?と言いたくなるような作品がまれに受賞するようなものでしょうか。確かに、トヨタでは過去MR2、アルテッツァ、プリウスあたりが受賞してますが、あまり街中では見ませんね。
新型「戦略車」オーリスの試乗もしてきましたが、内装などは以前のカローラでは考えられない前衛的なデザインで(マニアックな評論家向けで)日本カー・オブ・ザ・イヤーの素質抜群です。カローラランクス/アレックスの後継機なのだが、そのブランドの寿命はわずか五年ほど、実質的先々代モデルのスプリンターの30余年に比べると短命といわざるをえない。ぶっちゃけランクス/アレックスブランドでも、よかったんちゃうん?と、身も蓋もないことをお店の営業の方に言ってみたところ、最近はイメージ定着=古いという感じにされてしまうので、モデルチェンジごとに名前を変えようかという話もあるぐらいだとのこと。なお、名称を付けるのはアメリカ的なので欧州風に型番でいくほうが楽だとの話しも。良い車でもトヨタ111Aとかレクサス222Bとかいう車は、農林一号みたいな名前に聞こえてあまり乗りたくないような。12月発売の兄弟車(上位モデル)ブレードも期待である。時代の流れ故、オーリスもブレードもマニュアル車は用意されておりません。MRS(最近では大変珍しいオートマ設定のない車種)の生産終了も決まった寂しい昨今、大トヨタ様には今度は6速マニュアル車を新型機にて復活させていただくことを期待します。