日曜日に映画『墨攻』を見てきました。皆さん『墨家』ってご存知ですか?有名な『儒家』と対する思想で古く中国で説かれたものです。
儒家の教えは徳を持った聖人が国を統治するもので、国を統一した秦の始皇帝にとってはとても都合のいい思想だったことから、このころ保護されます。
反対に墨家の思想は兼愛に代表され、広く万人を平等に愛するというものです。人を制圧する始皇帝にとっては都合の悪い考え方で、弾圧されその後滅びます。
『墨攻』という映画は墨家の思想家『革離』という人物が10万の敵勢からたった一人で城を守るというお話です。
その、技術や計画はよくできたもので関心するのですが、この映画の見所は戦火の中で生きる人たちの心模様にあると思います。
愛の形はさまざまで、墨家の説く『兼愛』、家族愛、兄弟愛、親子愛、師弟愛、愛国心もあるでしょう。さまざまな形で出てくる愛に心が熱くなりました。
この映画に出会うまで儒教は知っていましたが、そのほかの思想は特に関心を抱くことがなかったですし、試験のための漢文では頭に入るわけもなく。これを機会に少し勉強してみいたいなと思ったのでした。